訪問診療

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在宅医療とは

在宅医療とは、様々な理由によって歯科医院に通院困難な状況になってしまった方が、歯科治療を必要とした時、我々歯科医師や歯科衛生士が患者様のご自宅や入所施設、入院中の病院等に訪問し、歯科治療を行うことです。
在宅医療は次の2つに分けられます。

1.往診

患者様の急な要請に応じて、単発的に訪問し治療を行うこと。
例)グラグラした歯の抜歯、入れ歯の修理や調整など

2.訪問診療

治療計画に基づいて、定期的(2週間に1回とか月1回など)に訪問し治療を行うこと。
例)口腔ケア、食事が飲み込みづらい方の訓練や指導(摂食機能療法)など

保険診療では、病院から16㎞圏内の範囲まで訪問治療を行っても良いことになっておりますが、当院では今のところ院長一人で治療を担当しており、通院患者様の治療の合間に訪問させていただくため、新患については、和泉町周辺のみとさせていただいております。
また、ご要望があれば、泉区歯科医師会の在宅連携歯科医をご紹介させていただくこともできますので、お気軽にご相談ください。

治療内容について

当院では、移動式の歯科用ユニットを完備しているため、訪問先でも歯科医院の治療椅子と同様の治療(注水下に歯を削りながらお口に貯まった水を吸引する等)を行うことができます。
しかし、治療道具や材料を全て持参することはできませんし、不慣れな場所での治療になりますので、通院治療と同じ質の治療というわけにはいかないのが現実です。また、治療内容によっては、治療の効率や質を確保するために単発的に通院していただくこともあります。

治療費について

訪問治療では、医療保険や介護保険(お持ちの方のみ)を利用します。通院治療に比べ、治療費はやや高くなりますが、治療内容や負担割合によって異なります。
交通費は保険のルール上実費をいただくことになっておりますが、近隣の訪問についてはいただいておりません。